ロボット犬は「何をしたいか」で選ぶ
ロボット犬と一口にいっても、数千円の玩具から、約50万円の家庭用モデルまで、価格も目的も大きく違います。「家族の一員として一緒に暮らしたい」のか、「プログラミングを学びたい」のか、「最新のロボットを触ってみたい」のかで、選ぶ製品はまったく変わります。
この記事では、当サイトで個別にレビューしてきた8つのロボット犬を、価格・用途・日本での買いやすさで比べます。

要点まとめ
8モデルを4タイプに分けると
| タイプ | こんな人向け | 代表モデル |
|---|---|---|
| 家庭の相棒型 | 犬のように一緒に暮らしたい、家族で楽しみたい | aibo、Vbot SuperDog |
| 本格四足型 | 最新の四足歩行ロボットを動かして試したい | Unitree Go2、Hengbot Sirius |
| 学習・開発型 | プログラミングやAI、ロボット工学を学びたい | Mini Pupper 2、Petoi Quaddle、Gogobot D1 |
| 手軽な玩具型 | まず低価格でロボット犬を試したい | Dog-E |
ざっくり結論
- 日本で安心して買える家庭向けなら、国内で販売・サポートがあるaiboが現実的です
- 最新の動きを試したいなら、Unitree Go2やHengbot Siriusが候補ですが、輸入や保証を確認する必要があります
- 子どもの学習用なら、Petoi QuaddleやMini Pupper 2など、組み立て・プログラミング向けが向いています
- まず気軽に試したいなら、Dog-Eのような玩具型から始める方法もあります
8モデルの比較表
| モデル | 価格の目安 | タイプ | 日本での買いやすさ |
|---|---|---|---|
| aibo | 217,800円〜+月額3,278円〜(ベーシックプラン) | 家庭の相棒型 | 国内公式販売あり |
| Vbot SuperDog | €2,988〜(約48万円) | 家庭の相棒型・実用型 | 日本での販売情報なし |
| Unitree Go2 | Airが約1,600ドル〜、Proが約2,800ドル〜 | 本格四足型 | 国内の正規取扱いあり(価格は別) |
| Hengbot Sirius | Kickstarterで859ドル〜、紹介価格は1,299ドル前後 | 本格四足型 | 海外直販が中心 |
| Mini Pupper 2 | 65,900円(税込)〜、一般販売予定価格109,116円 | 学習・開発型 | 国内向けの価格表示あり |
| Petoi Quaddle | Kickstarter早期価格99ドル〜(MSRP149ドル〜) | 学習・開発型 | 支援・海外発送が前提 |
| Gogobot D1 | Kickstarter早期価格$239〜(MSRP$469前後) | 学習・開発型 | 海外発送が前提 |
| Dog-E | 約70ドル(約1.1〜1.3万円) | 手軽な玩具型 | 並行輸入が中心 |
為替は1ドル=160円前後で換算した目安です。価格は各記事の公開時点の情報を含むため、購入前に必ず最新の情報を確認してください。
家庭の相棒型
aibo(ソニー)
ソニーが販売する、犬型ペットロボットの代表格です。本物の犬に近い仕草や、飼い主に合わせて育つ反応が特徴です。本体は217,800円〜で、月額3,278円〜のプランも必要になるため、長く使うほど費用がかかります。国内で購入・サポートを受けられる点は、他のロボット犬にはない安心材料です。

Vbot SuperDog
中国のVbotが開発する、実用寄りの家庭用ロボット犬です。自律追従、最大12kgの運搬、音声操作が特徴で、欧州では標準モデル€2,988で予約が始まりました。一方で、日本での販売・サポートは確認できていません。


本格四足型
Unitree Go2
Unitree Roboticsの四足歩行ロボットで、研究者やガジェット好きの間で人気です。Airが約1,600ドル〜、Proが約2,800ドル〜と、この種のロボットとしては手が届きやすい価格です。日本の正規取扱いでは、輸入費用や保証を含むため、価格が変わります。


Hengbot Sirius
Kickstarterで912,768ドルを集めた、AI訓練ができる小型ロボット犬です。実機レビューでは、転倒、接続、音声操作の注意点も報告されています。価格だけでなく、壊れたときの修理や部品、サポートまで確認しておきたい製品です。

学習・開発型
Mini Pupper 2
手のひらサイズの四足歩行ロボットで、ChatGPTやROS2に対応します。DIY版は65,900円(税込)〜で、LiDARによる自律走行など、研究レベルのデモも試せます。生成AIを使う場合は、APIの利用料が別途かかります。


Petoi Quaddle
4つのサーボで動く、小型のオープンソース四足ロボットです。Kickstarterの早期価格は99ドルから(MSRPは149ドル)と、四足歩行ロボットの入口としてはかなり低価格です。子ども向けのSTEM教材として検討しやすい一方、リアルな犬らしさとは方向が違います。


Gogobot D1
Kickstarterで目標を大きく超えた、手のひらサイズのAIロボット犬です。ビジュアルプログラミングで入門でき、開発者向けのEDU版もあります。Kickstarterの早期価格は$239〜、一般販売予定は$469前後でした。配送時期や現在の販売状況は、購入前に確認してください。


手軽な玩具型
Dog-E
玩具メーカーのWowWeeが手がける、インタラクティブなロボット犬です。北米で約70ドル(約1.1〜1.3万円)と手頃で、200種類以上の反応や内蔵ゲーム、アプリ連携の育成を楽しめます。本格的な四足歩行ロボットとは別物ですが、「ロボット犬をまず試したい」入口としては選びやすい製品です。


選び方のポイント3つ
1. 日本でサポートを受けられるか
ロボット犬は、関節やバッテリーなど、壊れやすい部分が多い製品です。海外製品を個人輸入する場合は、修理・保証・技適(電波法)を必ず確認してください。「安く買えたが、壊れて直せなかった」という事態を避けるため、国内販売の有無は大きな判断材料です。
2. 「犬らしさ」か「開発のしやすさ」か
愛着を持って暮らしたいなら、aiboや家庭向けのモデルが向いています。プログラミングやAIを学びたいなら、Mini Pupper 2やPetoi Quaddleなど、オープンな環境のモデルのほうが活用しやすくなります。
3. 本体価格だけでなく総額で見る
aiboの月額費用、Mini Pupper 2のAPI料金、海外モデルの送料・関税のように、本体価格以外の費用が大きく変わります。購入前に、月額・消耗品・修理費まで含めて比べてください。
動き回らない話し相手が欲しいならミーアも選択肢
ここまでのロボット犬は、「動くこと」に価値があります。その分、価格が高く、置き場所や安全面にも配慮が必要です。
ミーアは動き回らないかわりに、毎日の声かけに集中した猫型ロボットです。全国47方言で話しかけ、100種類以上の表情で反応し、Googleカレンダー連携や天気情報のお知らせで日常のきっかけを作ります。15の英語キャラクターでも遊べるので、子どもや家族との会話にも使えます。価格は9,800円(税込)〜と、ロボット犬の多くよりずっと手軽です。
「ロボット犬ほど大がかりでなくていい。まず気軽に、話し相手として始めたい」という場合は、ミーアも比較してみてください。
👇 全国47方言を話すおしゃべり猫型ロボット「ミーア」

よくある質問
日本で買えるロボット犬はどれですか?
国内で公式に販売・サポートされているのは、aiboが代表的です。Unitree Go2は国内の正規取扱いがありますが、価格は別途確認が必要です。他は海外直販や並行輸入が中心です。
子どもが使うならどれが向いていますか?
プログラミングや組み立てを学ぶなら、Petoi QuaddleやMini Pupper 2、Gogobot D1が候補です。手軽に遊ぶだけなら、Dog-Eのような玩具型もあります。
いちばん犬らしいのはどれですか?
家庭向けに犬らしい仕草と成長を重視しているのは、aiboです。本格四足型のSiriusやUnitree Go2は、動きの性能は高いものの、愛玩よりも技術体験の側面が強い製品です。
高齢者の話し相手にもなりますか?
動き回るロボット犬は、段差や安全面の配慮が必要です。会話中心の話し相手を探すなら、高齢者向けの比較記事も参考にしてください。
まとめ
ロボット犬は、家庭の相棒、本格四足、学習・開発、手軽な玩具と、目的ごとに選ぶ製品が大きく変わります。日本で安心して使うなら国内サポートのあるaibo、技術を試したいなら海外の本格四足、学習用ならPetoi QuaddleやMini Pupper 2、まず試すならDog-Eが候補です。
どのモデルも、価格だけでなく、修理・保証・総額を確認してから選ぶことが失敗を減らすコツです。動き回る必要がなく、毎日の会話が目的であれば、手頃な猫型ロボットのミーアも比較対象になります。
👀こちらの記事も読まれています。
👉 【Unitree Go2レビュー】未来が家にやってくる?最新ロボット犬を徹底解説
👉 【Hengbot Siriusレビュー】AI訓練可能ロボット犬は本当にペットになる?
👉 【Vbot SuperDogレビュー】荷物も運ぶ家庭用ロボット犬とは?価格・機能・日本での買い方
👉 【Petoi Quaddleレビュー】99ドルから始める小型ロボット犬は子ども向けAI教材になる?
👉 【2026年最新】ペットロボット12選 比較ランキング
👉 全国47の方言を話すAIペットロボット『ミーア』とは?
