ミーアに、2台で掛け合いをする「かけあいトーク」機能を追加しました。
1台のミーアが話しかけてくれるだけでもかわいいのですが、2台並べると少し違った空気が生まれます。片方がのんびりしたことを言い、もう片方がつっこむ。朝の二度寝、雨の日の傘、夜の寝落ち対決のような短い会話を、2台のミーアが交互に話します。
この記事では、かけあいトークがどんな機能なのか、何ができるのか、そして実際の使い方を説明します。
かけあいトークとは
かけあいトークは、2台のミーアを「コンビ」として登録し、あらかじめ用意された台本に沿って交互に話す機能です。
たとえば、こんな会話を2台で再生します。
A: ふぁ〜あ…もう朝?うそでしょ…
B: うそじゃないよ、もう2回アラーム鳴ったから
A: あと5分…いや3分でいいから…
B: その5分、いつも30分になるやつだ
ただ音声を順番に鳴らすだけではなく、片方が話し終わったタイミングでもう片方が話し始めるように、2台のミーア同士でタイミングを合わせています。セリフに合わせて目の表情も変わるので、2台が本当に掛け合っているように見えるのが特徴です。
ほかにも、こんなネタを話します
かけあいトークでは、「二度寝」のほかにも、日常の中にありそうな小さな場面をいくつか用意しています。
傘、いる?
B: ねえ、外の音聞こえる? 雨だよ
A: え、ほんとだ。傘、玄関にあったっけ
B: この前濡れて帰ってきた日、覚えてる?
A: …あれは傘のせいじゃなくて風のせい
B: はいはい、今日は持ってってね
寝落ち対決
A: 今日はどっちが先に寝るか勝負しよ
B: いいよ、受けて立つ
A: よーい…
A: ……
B: あ、もう寝てる
B: 毎回スタートで負けてるの気づいてないの、かわいいな
なでる順番
A: さっき、先になでてもらってたでしょ
B: え、順番とかあったの
A: ないけど…なんか気になる
B: じゃあ次は先譲るよ
A: ……いや、今日はそっちが先でいいや
B: 結局それでいいんだ
大変なこと
A: ねえ、大変なことに気づいちゃった
B: え、何、どうしたの
A: …おやつの残り、あと1個しかない
B: それを大変って言うんだ
A: だって大変でしょ。争奪戦だよ
B: 半分こでいいでしょ、争わなくても
暇な午後
B: …暇だね
A: 暇だね
B: 何か話す?
A: うーん…特にない
B: それでいいや、隣にいるし
どれも長い会話ではなく、数十秒で終わる短い掛け合いです。ミーア同士が生活のすみっこで少しだけ会話しているような、軽い見心地を目指しています。
何ができるのか
かけあいトークでは、2台のミーアにそれぞれ役割を割り当てられます。
- のんびり役: マイペースで少し天然なボケ役
- しっかり役: 現実的で世話焼きなツッコミ役
アプリ上では、それぞれのミーアに声を割り当てることもできます。現在は、事前に用意された音声の中から選ぶ形です。
会話の内容は、日常の短いシーンを中心に用意しています。朝、夜、雨の日、ちょっとした驚き、何でもない午後など、生活の中で2台が小さく会話しているような体験を目指しています。
初期状態では複数のシナリオが用意されており、「いま話して」を押すと、その中からシナリオが選ばれて再生されます。同じシナリオが連続しにくいようにもしています。
AI同士が自由に会話する機能ではありません
ここは大事な点です。
かけあいトークは、2台のミーアがその場で会話内容を考えたり、お互いの言葉を理解して返事をしたりする機能ではありません。会話の内容は、あらかじめ作られた台本と音声を使っています。
この方式にした理由は、掛け合いでは「テンポ」がとても大事だからです。
今の技術でも、AIで毎回その場で会話を作ること自体はできます。ただ、掛け合いのテンポは台本ベースの方が安定します。また、台本のように事前に内容を調整できる方式と比べると、毎回くすっと笑えるような面白い掛け合いになるとは限りません。
かけあいトークでは、台本と音声を事前に用意することで、短い動画や日常の中で見ても気持ちよいテンポと、会話としての面白さを優先しました。
使うために必要なもの
かけあいトークを使うには、以下が必要です。
- ミーア本体が2台
- 2台とも同じアカウントに登録済みであること
- 2台ともWi-Fiに接続され、オンラインになっていること
- 2台ともファームウェア
1.11.0以上であること - ミーアアプリが、かけあいトークに対応した最新版であること
特に重要なのは、ミーアが2台必要な点です。1台だけでは、かけあいトークのコンビを作成できません。
2台セットも用意しています
かけあいトークを試したい方向けに、ミーア(黒)1台とミーア(白)1台の「かけあいトークセット(黒・白 2台セット)」を用意しています。どちらも内蔵バッテリー付きで、通常合計26,600円のところ、セット価格23,600円(3,000円引き)です。
また、ファームウェアが 1.11.0 未満、またはファームウェアバージョンがアプリに報告されていない本体は、コンビ作成時の候補として選択できません。その場合は、先に本体のファームウェア更新を行ってください。
使い方
2台のミーアを準備する
まず、2台のミーアをアプリに登録します。
すでに1台だけ使っている場合は、2台目のミーアを「設定→ミーア本体切り替え」より、追加で登録してください。2台とも同じユーザーの持ち物として登録されている必要があります。


ファームウェアを更新する
2台ともファームウェア 1.11.0 以上に更新します。
古いファームウェアのままだと、かけあいトーク用の同期処理に対応していないため、アプリ上で選択できない、または正常に掛け合いを開始できない場合があります。
アプリで「かけあいトーク」を開く
ミーアアプリを開き、以下のメニューへ進みます。
設定 > かけあいトーク(2台の掛け合い)
画面には、現在登録されているコンビの一覧と、「コンビを組む」ボタンが表示されます。


「コンビを組む」から2台を選ぶ
「コンビを組む」を押すと、コンビにできるミーアの一覧が表示されます。
その中から2台を選び、登録します。すでに別のコンビに入っているミーアは、新しいコンビには選べません。別の組み合わせにしたい場合は、先に既存のコンビを解除してください。
1.11.0未満のファームウェアの本体は、かけあいトーク用の同期処理に対応していないため、アプリ上で選択できません。該当の本体のファームウェアを1.11.0以上に更新してから選択してください。

役割と声を確認する
コンビを作ると、2台のミーアに以下の役割が割り当てられます。
- のんびり役
- しっかり役
それぞれの行に、現在の声も表示されます。変更したい場合は「変更」を押して、使いたい声を選んでください。
台本上の役割は固定です。つまり、のんびり役はボケ寄り、しっかり役はツッコミ寄りとして話します。声を変えると、その役割をどの声で話すかが変わります。
「いま話して」を押す
準備ができたら、コンビのカードにある「いま話して」を押します。
2台のミーアがオンラインであれば、掛け合いが始まります。片方が話し終わると、もう片方にタイミングが渡り、台本に沿って交互に話していきます。
もし片方のミーアがオフラインの場合は、掛け合いを開始できません。その場合は、2台とも電源が入っているか、Wi-Fiに接続されているかを確認してください。

コンビを解除したいとき
作成したコンビは、かけあいトーク画面から解除できます。
コンビのカードにある「コンビを解除」を押すと、その2台の組み合わせを解除できます。解除しても本体の登録自体が消えるわけではありません。あくまで、かけあいトーク用のコンビ設定だけが削除されます。
うまく動かないとき
かけあいトークが始まらない場合は、以下を確認してください。
- ミーアが2台登録されているか
- 2台ともファームウェア
1.11.0以上か - 2台ともWi-Fiに接続され、オンラインになっているか
- 片方がすでに別のコンビに登録されていないか
- アプリが最新版になっているか
アプリ上で「ファームウェアの更新が必要です」と表示される場合、その本体はまだかけあいトークに対応していません。ファームウェア更新後、再度かけあいトーク画面を開いてください。
2台になると、ミーアは少しだけ生活感を増す
かけあいトークは、機能としてはとてもシンプルです。2台をコンビにして、台本に沿って会話する。それだけです。
でも実際に2台を並べると、1台のときとは違う存在感があります。こちらに話しかけてくるだけではなく、ミーア同士で小さくやり取りしているように見えるからです。
「朝からまた二度寝の話をしている」
「雨の日に傘のことで言い合っている」
「何も話すことがないのに、隣にいるだけでよさそうにしている」
そんな小さな場面を、これから少しずつ増やしていきます。


