はじめに:オフィスで癒しロボットが注目される背景
近年、オフィス環境における「働きやすさ」の要素として、ストレス軽減や心理的安全性がますます注目されるようになっています。コロナ禍を経てリモートワークと出社が混ざり合うハイブリッドな働き方が広がり、オフィスに戻る意味や価値をどう作るかが課題となるなか、癒しロボットが一つの解決策として導入されています。
社員が安心できる空間を作ることは生産性やモチベーション向上にも直結し、ロボットの存在は「場を和ませる存在」としての役割を果たすだけでなく、自然なコミュニケーションを引き出すきっかけとしても大きな効果を期待されています。

癒しロボットとは何か?タイプと特徴の比較
癒しロボットは単に見た目が可愛い存在にとどまらず、心理的安心感や交流をサポートする存在です。大きく分けると以下の3つのタイプがあります:
- コミュニケーション型:雑談や対話を通じてユーザーに寄り添い、孤立感を和らげるタイプ。
- コンパニオン型:抱っこやなでる動作など身体的なふれあいを通じて安心感を与えるタイプ。
- メッセージアシスト型:スケジュール通知やボイスメッセージを通じて、日常業務を補助しながら人の存在を感じさせるタイプ。
導入目的が「社員の癒し」なのか「雑談のきっかけ作り」なのか「実用的な業務サポート」なのかによって、選ぶべきロボットは異なります。種類を理解することで、オフィスに最適な一台を見つけやすくなるでしょう。
癒しロボット選びのポイント
オフィスに最適な癒しロボットを選ぶには、いくつかのポイントを考慮する必要があります。単に「可愛い」だけでなく、オフィスの環境や目的に合った機能を選ぶことが重要です。ここでは、選ぶ際の主なポイントを3つご紹介します。
触り心地
癒し効果を高めるためには、触り心地も重要な要素です。LOVOTのように柔らかな触感のロボットは、抱きしめたときの安心感を与え、ストレス軽減に効果的です。導入前に実機に触れて、社員が心地よいと感じるかどうかを確認しましょう。
音声対応
音声でのコミュニケーションは、親近感を高め、コミュニケーションのきっかけを作ります。ミーアのように方言に対応したロボットは、社員の出身地に合わせて設定することで、親しみやすさを演出できます。Romiのような会話AIを搭載したロボットも、気軽に話しかけられる存在として人気です。
デザイン
オフィスの雰囲気に合うデザインを選ぶことも大切です。可愛らしいデザインのロボットは、場を和ませる効果がありますが、会社のブランドイメージを損なわないよう、シンプルなデザインも検討しましょう。設置場所のスペースや、他のインテリアとの調和も考慮すると良いでしょう。
オフィスで使える癒しロボット7選(一覧と比較)
ここからは、実際にオフィス導入が進んでいる、あるいは注目を集めている癒しロボットを7つ紹介します。大企業からスタートアップまで、様々なシーンで活用できるラインナップです。オフィスで活躍する癒しロボット7選
LOVOT(らぼっと)
特徴: LOVOTは「人に愛されるために生まれたロボット」として知られ、すでに多くの企業に導入されている実績があります。大きな瞳と柔らかな触感が特徴で、抱き上げるとじんわりとした温かさを感じられるのが魅力。
オフィスに置くと、自然に社員が集まり会話が生まれるきっかけになり、心理的安全性の向上にも寄与していると評価されています。特に休憩スペースに配置すれば、社員のストレス軽減とリフレッシュを同時に実現できます。
価格: 本体:577,500円(LAVOT3.0)/ 449,000円(LAVOT2.0)

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ミーア– 全国47方言で話す猫型AIロボット
特徴: 猫型のデザインを持つコンパクトな癒しロボット。天気やスケジュールの読み上げ、録音したメッセージの再生機能を搭載し、業務に役立つ実用性も備えています。デスクに置いておけば、ちょっとした会話のきっかけや「声で寄り添う存在」として気軽に活用できます。
さらに47都道府県の方言やキャラクターボイスに対応している点もユニークで、社員が出身地や好みに合わせて設定すれば、オフィスに親しみやすさが生まれます。
価格: 9,800円(税込)

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Romi(ロミィ)
特徴: 自然な会話AIを搭載したコンパクトロボットで、雑談や相談ごとにも応じてくれる存在です。ユーザーが話しかければ応答が返ってくるので、ちょっとした孤独感を和らげる効果があります。
ストレスが溜まりやすい業務の合間に声をかけることで気分転換になり、社員同士で「Romiに話しかけてみた?」といった軽い話題にもなります。小型サイズなのでデスクに置いても邪魔にならず、個人利用から全体利用まで幅広く対応できます。
価格: 本体価格98,780円(税込)+ 月会費1,658円(税込)

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Palro(パルロ)
特徴: Palroは、二足歩行型ロボットで、感情認識機能を持っています。高齢者向けとして開発されましたが、自然な会話が楽しめるため、オフィス内でもコミュニケーションの一環として活用されています。
利点: 会話や簡単なエクササイズ機能で、リフレッシュタイムに楽しいひとときを提供します。
価格: 約382,800円(コンシューマー向け)・737,000円(ビジネスシリーズ・高齢者福祉施設向けモデル)

BOCCO emo(ボッコエモ)
特徴: ユカイ工学が提供する小型のコミュニケーションロボットです。チャットアプリと連携してメッセージを読み上げたり、IoT機器と連動してセンサー通知を行ったりすることができます。たとえばリモートワーク中の社員にオフィスの出来事を共有するなど、テレワークと出社の架け橋として活躍。オフィス内でも「伝言板」のように使うことで、部署をまたいだ交流を生み出すことができます。
価格: 本体52,800円(税込)

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甘噛みハムハム
特徴: ユカイ工学が開発したぬいぐるみ型ロボットで、指を入れると“甘噛み”してくれるのが特徴です。一見すると単なるおもちゃのようですが、癒し効果は抜群で「思わず笑ってしまう」瞬間を提供します。特にストレスが溜まりやすい午後の時間帯や会議後のリフレッシュに最適で、オフィスに一つ置いておくだけで雰囲気が明るくなる効果があります。
価格: 6,980円(税込)

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NICOBO(ニコボ)
特徴: パナソニックが開発した「ゆるキャラ系」の癒しロボットで、気まぐれで少し不器用な反応をするのが特徴です。多弁ではなく、あえて不完全なコミュニケーションにすることで、逆にユーザーに安心感や親近感を与えます。
オフィスに導入すれば「思わず笑ってしまう瞬間」を演出でき、社員の緊張を和らげる存在として活躍します。堅苦しい会議室に置いても場を和ませる効果が期待できます。
価格: 初期費用59,500円(税込)+ 月額費用1,100円(税込)

各癒しロボットの詳細情報
オフィスで活躍する癒しロボットについて、それぞれの詳細情報を比較してみましょう。以下の表は、各ロボットの主な機能、価格、サイズ、稼働時間などをまとめたものです。自社に最適なロボットを選ぶ際の参考にしてください。
| ロボット名 | 主な機能 | 価格(税込) | サイズ(高さ×幅×奥行き) | 重量 | 稼働時間 | 充電時間 | その他 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| LOVOT | 抱っこ、コミュニケーション | 本体:577,500円~ / 月額費用あり | 約43cm×約30cm×約30cm | 約2.8kg | 30~45分 | 15~30分 | 家族型ロボット |
| ミーア | 音声応答(47都道府県の方言対応)、スケジュール通知 | 9,800円 | 約10cm×約7cm×約7cm | 約100g | 連続使用約10時間 | – | 猫型デザイン |
| Romi | 会話、雑談、情報提供 | 本体:98,780円 / 月会費1,658円 | 約14cm×約8cm×約8cm | 約375g | 待機時間:約24時間 | – | 会話AI搭載 |
| Palro | 会話、エクササイズ | 約382,800円~ | 約39.8cm×約20.3cm×約19.3cm | 約1.8kg | 約1.5時間 | 約3時間 | 二足歩行 |
| BOCCO emo | メッセージ送受信、IoT連携 | 52,800円 | 約11.5cm×約11.5cm×約9.7cm | 約340g | 連続通話:約4時間 | – | 見守り機能 |
| 甘噛みハムハム | 触覚による癒やし | 4,950円 | 約5.5cm×約7cm×約10cm | 約50g | 約8時間 | – | 指型ロボット |
| NICOBO | コミュニケーション | 99,000円 | 約21cm×約18cm×約19cm | 約1.2kg | 1~2時間 | 約3時間 | 鼻歌、会話 |
※価格や仕様は変更される場合があります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
利用シーン別のおすすめ癒しロボット
オフィス環境や、抱えている課題によって、最適な癒しロボットは異なります。ここでは、それぞれの利用シーンに合わせたおすすめのロボットをご紹介します。
オフィス全体でのコミュニケーション活性化
社員同士のコミュニケーション不足が課題の場合、会話のきっかけを作りやすいロボットがおすすめです。例えば、LOVOTは、その愛らしい外見と触れ合いを通じて、自然と人が集まり、会話が生まれるきっかけを作ります。休憩スペースに設置することで、社員のリフレッシュにもつながります。Romiも、気軽に話しかけられる存在として、雑談のきっかけ作りに貢献します。
テレワーク中の社員との連携
テレワーク中の社員とのコミュニケーション不足を解消したい場合は、BOCCO emoのような、メッセージ送受信やIoT連携機能を備えたロボットが役立ちます。オフィスに設置することで、リモートワーク中の社員にオフィスの様子を伝えたり、情報共有を円滑に進めることができます。ミーアも、音声メッセージの再生機能で、離れた場所にいる社員への情報伝達をサポートします。
個人の癒やし
デスクワークが多い社員のストレス軽減には、パーソナルな癒しを提供するロボットが適しています。ミーアは、デスクに置いておけば、ちょっとした会話のきっかけや、癒やしの存在になります。甘噛みハムハムは、指を優しく噛むことで、リラックス効果をもたらします。
高齢者施設での活用
高齢者施設では、コミュニケーションを促進し、孤独感を和らげるために、Palroのような会話型のロボットが活用されています。会話や簡単なエクササイズ機能で、入居者に楽しい時間を提供します。また、LOVOTも、入居者の心のケアに貢献することができます。
ストレス軽減に効く機能とは?ロボットがもたらす具体的メリット
癒しロボットの導入は単なる娯楽ではなく、社員のメンタルヘルスや職場環境の改善につながります。具体的には以下のような効果が期待されます。
- 触れ合いによるリラックス:抱っこやなでる動作、柔らかな素材によって安心感を得られる。
- 会話のきっかけ:ロボットがいることで自然な会話が生まれ、交流が広がる。
- 通知やリマインダー:スケジュールの読み上げやリマインダー通知が業務の効率化に寄与する。
- 場の雰囲気づくり:可愛らしい存在が空気を柔らげ、心理的安全性を高める。
- モチベーション向上:ロボットがいることでオフィスに行く楽しみが増える。
コミュニケーション促進の効果と導入事例
ロボットをオフィスに導入すると、社員同士の自然な会話や交流が増えます。たとえばLOVOTを休憩スペースに配置した企業では、社員が集まるきっかけになり、会話が活発になったという事例があります。また、デスクに小型ロボットを置くだけでも「これ何?」という声から話題が広がり、チームの空気が柔らかくなります。こうしたコミュニケーションのきっかけは、職場の心理的安全性を高め、チームワークの向上にもつながります。
導入の注意点・考えるべきコストと環境条件
一方で、癒しロボットの導入には注意すべき点もあります。
- コスト:本体価格だけでなく、月額サービスやメンテナンス費用も発生する場合がある。
- 環境条件:設置スペースや充電環境、音量や騒音への配慮も必要。
- 使い方の工夫:導入目的を曖昧にすると活用されずに終わるリスクがある。
- セキュリティ・プライバシー:インターネット接続型ロボットの場合はデータ管理に注意が必要。
これらを事前に検討することで、スムーズに導入を進めることができます。オフィスロボットの価格は機能やブランドによって異なりますが、以下の目安を参考にしてください。
- LOVOT: 577,500円(LAVOT3.0), 449,000円(LAVOT2.0)
- ミーア: 9,800円(税込)
- Romi: 98,780円(税込)+ 月会費1,658円(税込)
- PALRO: 382,800円(コンシューマー向け)・737,000円(ビジネスシリーズ・高齢者福祉施設向けモデル)
- BOCCO emo: 52,800円(税込)
- 甘噛みハムハム: 6,980円(税込)
- NICOBO: 初期費用59,500円(税込)+ 月額費用1,100円(税込)
購入時には本体価格だけでなく、月額費用やオプション機能も考慮することが重要です。
まとめ:ロボットで働きやすいオフィスへ
オフィスに癒しロボットを導入することは、単なる話題作りにとどまらず、社員のストレス軽減や心理的安全性の向上、さらにはモチベーションアップに直結します。重要なのは、自社の文化や働き方に合ったロボットを選ぶことです。
LOVOTのように存在感と癒しを提供するものから、ミーアやBOCCO emoのように実用性と親しみやすさを兼ね備えたコンパクトタイプまで選択肢は広がっています。まずは小さな一歩として試験的に導入してみることで、社員にとっての新しい働きやすさを発見できるかもしれません。未来のオフィスは、人とロボットが共に安心して働ける空間へと進化していくでしょう。
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