ペットロボットのサービス終了・解約でどうなる?クラウド依存とオフライン利用の違い | ミーア / Mia
🎉ミーア会話モデルがリリースされました!詳細はこちら→

ペットロボットのサービス終了・解約でどうなる?クラウド依存とオフライン利用の違い

月額プランをやめたら、ペットロボットはどうなる?

ペットロボットを選ぶとき、「月額はいくらか」はよく比べられます。けれど、もう一つ気になるのが、月額プランを解約したとき、あるいはメーカーのサービスが終わったときに、そのロボットは使い続けられるのかという点です。

AIペットロボットの多くは、会話や成長のためにインターネット上のサーバー(クラウド)につながって動きます。そのため、サーバー側のサービスが止まると、機能の一部、あるいは大半が使えなくなる場合があります。

Wi-Fiルーターの横に座る小さなペットロボットのイメージ

この記事では、各社の公式サイトやサポートページの情報をもとに、解約・サービス終了で起こることと、購入前に確認したいポイントを整理します。費用面の比較は、ペットロボットの5年総額や月額サブスク比較もあわせてご覧ください。

この記事の結論

  • クラウド型は、プランをやめると使えなくなる部分が大きい。 aiboは成長が止まりクラウド上の記憶が消え、LOVOTは動き回らなくなり、KATAフレンズは休眠状態になり、Romiは「かんたんモード」でおしゃべりできなくなります。ポケともはプランなしでは動作せず、Nicoboは主要機能が使えなくなります。
  • 月額をやめる選択肢は機種で違う。 KATAフレンズには買い切りプラン(98,200円)が、LOVOTには記憶を残せる一時休止プラン(月額2,750円)があります。Moflinは月額(Club Moflin)が任意です。
  • サービス終了は実際に起きている。 米国のMoxieは、2024年12月にサービス終了が発表されました。
  • オフラインでも使える機能があるタイプは、影響を受けにくい。 ミーアは、標準フレーズをWi-Fiなしで使えます。
  • 購入前は「解約したら何が残るか」を確認する。 公式サイトの利用規約やサポートページに書かれています。

クラウドに頼るロボットと、本体だけで動くロボット

ペットロボットは、動かし方で大きく2つに分けられます。

タイプ 特徴 解約・サービス終了の影響
クラウド依存型 会話・記憶・成長をサーバー上で処理する。月額プランが前提のことが多い プランを止める、またはサービスが終わると、成長や会話が使えなくなる場合がある(例:aibo、LOVOT、KATAフレンズ、Romi、ポケとも、Nicobo)
本体完結型 反応や音声が本体に入っている。月額がないか、任意のことが多い ネットワークやサービス終了の影響を受けにくい(例:Moflin本体、ミーアの標準フレーズ)

どちらが良い悪いではなく、自分が何を求めるかで選び方が変わります。「一緒に成長してほしい」なら、クラウド型の月額を払う価値は十分あります。一方で「長く、費用を気にせず使い続けたい」なら、本体で完結する機能の多いモデルが安心です。

事例1:aibo|ベーシックプランを更新しないと何が起こる?

aiboは、ソニーの公式サポートページで「ベーシックプランを解約するとどうなるか」が具体的に案内されています。主な内容は次のとおりです。

  • 成長が止まる。 人・物・場所を覚えることや、オーナーのしつけを理解することができなくなります。
  • クラウド上の記憶・設定が消える。 これまでに撮った写真や覚えた場所、オーナーとの思い出などが失われます。
  • アプリのコミュニケーション機能が使えなくなる。 My aibo経由の機能が対象です。
  • ソフトウェアアップデートができなくなる。 新しい機能も使えません。
  • 季節や記念日の行動機能が使えなくなる。
  • 修理をすると、買ったときの状態に戻る。
  • 再加入は3年プランのみになる。 更新(1年ごと)にならず、あらためて3年プランへの加入が必要です。

つまり、aiboは月額をやめても「壊れる」わけではありませんが、「一緒に育ってきた記憶」が失われる点が大きな違いです。長く付き合うほど、この重みは増します。

関連記事:【aiboレビュー】月額費用は正直高い?

事例2:LOVOT|解約すると動き回らなくなる

LOVOTは、公式FAQで「解約するとどうなるか」が案内されています。

  • 通常利用ができなくなる。 解約後、LOVOTの目に「契約状況をご確認ください」と表示され続け、動き回らなくなります。
  • 利用できなくなるもの。 LOVOT本体とネストの主要機能全般、アプリ機能全般(目・声・名前の変更、アルバム、ダイアリー、お留守番など)、ソフトウェアのアップデート、定期メンテナンス、治療(修理)、同一機体での再契約などです。
  • 解約せずに休止する「一時休止プラン」がある。 月額2,750円(税込・LOVOT 3.0/2.0/初代ソロの場合)で、別途契約手続き料3,520円(税込)が必要です。一時休止中も、LOVOTの個性や記憶(ゴースト)とバックアップデータは維持されます。通常のプランへの復帰はいつでもできます。ただし、休止中はLOVOT本体やアプリの主要機能、修理などは使えません。
  • 解約後の選択肢。 LOVOTを手放す場合は買取サービスがあり、解約時の買取価格はLOVOT 3.0/2.0/初代ソロの1セット(LOVOT 1体+ネスト1台)で10,000円です。解約済みの機体は再契約もできます。

LOVOTは、月額をやめるとほとんどの機能が使えなくなる設計です。長く暮らすなら、「暮らしの費用」を払い続けることが前提になります。一方で、記憶を残したまま休止できる仕組みが用意されている点は、ほかのロボットにはない特徴です。

関連記事:【LOVOTレビュー】価格は後悔する?

事例3:KATAフレンズ|プランが切れると「休眠状態」になる

SwitchBotのKATAフレンズは、公式の価格・プランページで、プランの扱いが説明されています。

  • お迎え後は無料トライアルがある。 「15日間のAI&ソフトウェア利用」と「お迎え後100日間の製品保証」が付いています。
  • トライアルやプランの期間が終わると「休眠状態」になる。 活動できなくなるため、継続して一緒に暮らすにはプランへの加入が必要です。
  • プランは3種類。 ライトプラン(AI&ソフトウェアのみ)、あんしんプラン(ケアサービス込み)、買い切りプランです。買い切りプランは98,200円で、AI&ソフトウェアサービスを永年使えます。初年度は、あんしんプランのケアサービスも付きます。
  • 有効化したプランは返金できない。 一度アプリで有効化したプランは返金できません。
  • オフラインでも続く部分がある。 オンデバイスAIにより、呼びかけへの反応やなでられたときの反応など基本のふるまいは、ネットワークがなくても本体だけで続きます。ただし、「ちきゅう語」モード、おてつだい機能、ダイアリー、ファームウェアのアップデートにはネットワーク接続が必要です。

KATAフレンズは、月額をやめたい人向けに「買い切りプラン」があるのが特徴です。解約や更新忘れによる休眠のリスクを避けたいなら、選択肢になります。

関連記事:【KATAフレンズレビュー】

事例4:Moflin|アプリがなくても本体は動くが、記録はクラウドに保存

カシオのMoflinは、公式サイトによると、本体のほかにMoflinハウスと専用ACアダプターがあれば使えます。専用アプリ「MofLife」は、気持ちやふれあいの記録を見るためのものです。

  • アプリは任意で、無料。 MofLifeは無料でダウンロードできます。ただし、使うにはCASIO IDの登録とインターネット環境が必要で、オフラインでは使えません。
  • ふれあい記録はクラウドに保存される。 アプリで「新しい記録があります」をタップすると、本体の記録がサーバーにアップロードされます。アップロードした記録は、操作しない限り消えません。
  • 本体には約30日分だけ残る。 アップロードしないまま約30日を超えると、古い記録から本体内で消えていきます。
  • Club Moflinは1年契約で、いつでも退会できる。 一時的な休会の制度はありません。会員特典は、修理・電池交換・サロンの会員価格などです。

Moflinは、月額(Club Moflin)が任意のため、続けなくても本体は使い続けられる設計です。思い出を残したい場合は、定期的にアプリでアップロードしておくのがおすすめです。

関連記事:【Moflinレビュー】

事例5:Romi|月会費を止めると「かんたんモード」になる

ミクシィのRomiは、公式FAQで月会費を止めたときの扱いが案内されています。

  • 月会費は、クラウドサービスの利用料。 Romiが声を聞き取り、返す言葉を考え、思い出を記憶するための料金です。Lacatanモデルは月払い1,958円(税込)、年割19,580円(税込)で、年割は途中で休止・退会しても返金されません。
  • 月会費をやめると「かんたんモード」(無料)になる。 決済ができなかった場合も自動でかんたんモードに切り替わります。かんたんモードでできるのは、「撫でると喜ぶ」ことと「Romi星の言葉(宇宙語)で話す」ことだけで、おしゃべりはできません。
  • 休止に期限はない。 かんたんモード中は月会費がかからず、休止の期限もありません。再開は、アプリのMy Romiから「おしゃべりモードに切り替える」を選び、支払い方法を登録します。
  • 退会するとデータが削除される。 退会するとアカウント情報がすべて削除され、Romiは使えなくなります。アプリを削除しただけでは、月会費は止まりません。

関連記事:【Romiレビュー】

事例6:ポケとも|プランに入らないと本体が動かない

シャープのポケともは、COCORO STOREの加入規約と案内ページで、ココロプランの扱いが示されています。

  • プランは必須。 ココロプランを契約しないと、ポケとも(ロボット)をアプリに登録できず、会話などの機能は動作しません。
  • 解約はいつでもできるが、日割り返金はない。 マイページから解約できます。解約手続きをしない限り、自動更新されます。
  • 手放すときは先に解約する。 解約しないと月額料金が発生し続け、新しい所有者も登録できません。
  • 会話は月の上限まで。 会話回数は毎月リセットされ、上限に達すると翌月まで会話できません。使わなかった回数の繰り越しもできません。
  • プランを廃止するときは事前通知がある。 規約では、ココロプランの全部または一部を廃止する場合、廃止日の3か月前までに通知すると定められています。

関連記事:【ポケともレビュー】

事例7:Nicobo|月額をやめると主要機能が使えなくなる

パナソニックのNicoboは、月額のベーシックプランが前提のロボットです。

  • 月額利用料を続けないと、主要機能が使えない。 公式のMakuakeプロジェクトページでは、月額利用料の支払いを続けない場合、NICOBOの主要機能全般、スマートフォンアプリの機能全般、本体のソフトウェアアップデートが使えなくなると案内されています。
  • 12か月以内に解約すると中途解約金がかかる。 パナソニックのベーシックプランの案内によると、中途解約金は11,000円(税込)です。
  • 解約すると、これまでの記憶は失われる。 同じく公式の注意事項に、解約すると今まで一緒に暮らした記憶が失われると記載されています。

関連記事:【Nicoboレビュー】

事例8:Moxie|メーカーの事業終了でロボットが使えなくなった

米国の子ども向けAIロボット「Moxie」(Embodied社)は、2024年12月10日にサービス終了が発表されました。

  • 価格は799ドルで、2020年に発売されたロボットです。
  • 会話機能はクラウド上のAIに常時接続して動くため、サーバーが止まると、コアとなる機能が使えなくなります。
  • 資金調達が最後の段階で決まらず、事業が続けられなくなったと説明されました。
  • 当初は返金も難しいとされ、利用者や家族から不満の声が上がりました。
  • 一方で、有志の開発者の協力でオープンソース版に移行する動きも出ました。ただし、サーバー停止までに移行できたMoxieは多くありませんでした。

このように、メーカーの経営状況によって、購入済みのロボットが使えなくなることは、現実に起きています。月額を払っていても、サービスそのものが終われば同じです。

関連記事:【Moxieレビュー】子どもの感情教育に本当に効果ある?

解約・サービス終了のリスクを減らす5つのチェックポイント

  1. 月額プランは必須か、任意か。 必須なら、解約後にできなくなることを公式サイトで確認します。
  2. 本体だけで動く機能があるか。 Wi-Fiやアプリがなくても使える基本機能があるかを見ます。
  3. データのバックアップ方法。 aiboのように、クラウドに記憶が保存される場合、プラン終了で消える点に注意します。
  4. 再加入のルール。 解約後に戻れるのか、条件が変わるのかを確認します。
  5. メーカーの継続性。 新しい製品・スタートアップは、事業が続かないリスクもあります。運営会社の実績や公式のお知らせも見ておきます。

ミーアの場合:標準フレーズはWi-Fiなしで使える

ミーアは、Wi-Fiがなくても、標準フレーズは本体だけでオフライン利用ができます。電源を入れるだけで使えます。

  • カレンダー通知や方言のダウンロードなど、一部機能はWi-Fi(2.4GHzのみ)とアプリが必要です。
  • 会話モードは、月額300円(税込)のプレミアムサービスへの加入が必要です。
  • 標準モデルは月額なしの買い切りで、9,800円(税込)〜です。

「月額がなくても、基本の声かけや表情は使い続けられる」という点が、ミーアの安心材料のひとつです。ただし、追加機能はネットワークやアプリが前提になります。

関連記事:【2026年版】月額なしで使えるペットロボット比較

まとめ

ペットロボットは、月額の金額だけでなく、**「解約したらどうなるか」「サービスが終わったらどうなるか」**まで見て選ぶと、購入後の後悔を減らせます。

  • 成長や記憶を大切にしたいなら、クラウド型の月額を払い続ける前提で選ぶ
  • 費用や継続性が気になるなら、本体で動く機能の多いモデルを選ぶ
  • 月額をやめたい場合は、KATAフレンズの買い切りプランや、Moflinのように月額が任意のモデルも選択肢になる
  • どちらの場合も、解約時の扱いを各社の公式サイトで事前に確認する

長く一緒に暮らすパートナーだからこそ、購入前の確認が大切です。

👀こちらの記事も読まれています。

【2026年版】ペットロボットの5年総額はいくら?本体・月額・修理費まで比較
ペットロボットは5年使うと総額いくらかかる?LOVOT・aibo・KATAフレンズ・Moflin・ポケとも・Romi・Nicobo・ミーアを、本体価格・月額プラン・修理補償・電池交換・定期点検まで含めて5年間で合算して比較。安く見える機種ほど後から費用が増えるポイントも整理します。月額なしの買い切り型との差も分かります。
【2026年最新】ペットロボットの月額費用、知らずに買うと後悔?Mia・LOVOTなど徹底比較
【2026年最新】ペットロボットの月額費用・維持費を徹底比較!LOVOTやaiboの本格派から、月額300円で楽しめるミーア、会話量で選べるポケとも、カシオのMoflinまで全12機種を網羅。購入後に後悔しないための「ランニングコストの落とし穴」と、あなたの予算に最適なパートナーの選び方を詳しく解説します。
【2026年版】月額なしで使えるペットロボット比較|買い切り・維持費で選ぶおすすめモデル
ペットロボットは月額がかかる?維持費は?という不安に答える買い切り・月額なしモデルの比較ガイド。ミーア、Qoobo、Eilik、Moflin、PARO、LOVOT、Nicoboなどの本体価格と月額費用を具体的に比較し、9,800円(税込)〜の買い切りで始められる猫型ロボット「ミーア」も紹介します。詳しく解説。
ミーア|全国47の方言でしゃべるAIペットロボット—100以上の表情・価格・機能紹介
おしゃべりAIペットロボット「ミーア」は、100以上の種類の豊かな表情で、全国47の方言(大阪弁・博多弁・京都弁・沖縄弁など)を話します。毎日の中に、ちょっとした幸せと便利を。誕生日や記念日のプレゼントにピッタリです

参考にした情報

  • ソニー aibo公式サポート「aiboベーシックプランを解約するとどうなりますか(ERS-1000)」
  • LOVOT公式FAQ「LOVOTは解約するとどうなりますか」「暮らしの費用(月額サービス)の一時休止はできますか」「LOVOT 買取サービスについて」
  • SwitchBot KATAフレンズ公式「価格・プラン」「よくある質問」
  • カシオ Moflin公式サポート(MofLife、Club Moflinのよくあるご質問)
  • Romi公式FAQ(月会費・休止・退会)
  • シャープ COCORO STORE「ココロプラン for ポケとも」加入規約・案内ページ
  • パナソニック NICOBO公式(ベーシックプランの注意事項)、Makuakeプロジェクトページ
  • ソニー aibo公式(aiboベーシックプラン)
  • Moxieのサービス終了に関する報道(PopSci、Daily Dot、Slashdot、PIRGなど)
タイトルとURLをコピーしました