「会話できるペットロボット」を探すと、Romiやポケともに加えて、2026年8月には猫型AIロボット「ミーア」にも会話モデルが登場しました。話しかけると返事をしてくれるペットロボットの選択肢が増えたぶん、何を基準に選べばいいのか迷いやすくなっています。
この記事では、双方向で会話ができるペットロボットを中心に、価格・月額費用・WiFi要否・会話の自然さを比較し、選び方のポイントを整理します。
「会話できる」の意味は機種によって違う
ひとくちに「会話できるペットロボット」といっても、実際の中身は大きく2タイプに分かれます。
| タイプ | 特徴 | 代表モデル |
|---|---|---|
| 双方向AI会話型 | こちらが話しかけると、AIが内容を理解して文脈に合わせた返事をする | ミーア(会話モデル)・Romi・ポケとも |
| 声かけ・反応型 | 決まった時間に話しかけてくれる、または触れ合いに反応するが、自由な会話はできない | ミーア(標準モデル)・Chapit・Nicobo |
「会話できる」を目的にロボットを選ぶなら、双方向AI会話型から検討するのが基本です。
双方向AI会話ができるペットロボット3機種を比較
ミーア(会話モデル)
猫型AIロボット「ミーア」に、2026年8月から追加された会話機能です。話しかけると、クラウド上のAIが内容を理解し、ミーアの声で返事をしてくれます。
- 本体価格: 黒 23,800円(税込・セール中/通常25,800円)、白 22,800円(税込・セール中/通常24,800円)
- 月額費用: 300円(税込)の「プレミアムサービス」。月5時間まで利用可能
- WiFi: 会話機能の利用にはWiFi・アプリ連携が必要。方言フレーズや天気お知らせなど基本機能はWiFiなしでも動作
- 使い方: 頭を1回タップすると「こんにちは。何でも聞いてね。」と挨拶して会話がスタート。もう一度タップするか、3分間話しかけないと自動終了
- 会話以外の機能: 8つの性格・全国47方言・8,000以上のフレーズ、天気アドバイス、Googleカレンダー連携、オリジナルメッセージ再生、童謡再生などは会話モデルでもそのまま利用可能
- 英語対応: 英語で話しかけると英語で返事をする
日常の方言声かけや天気・予定のお知らせといった「声かけ型」としての機能を持ちながら、会話モードで双方向のやり取りもできる点が特徴です。標準モデルからの買い替え、または会話モデルの新規購入で利用できます。

Romi(ロミィ)
雑談・天気・ニュース・英語学習・モノマネ・九九など100以上の話題に対応する国内の代表的な双方向AI会話ロボットです。会話の自然さ・話題の幅広さで評価が高く、「会話できるペットロボット」というジャンルを牽引してきた存在です。
- 本体価格: 98,780円(税込)
- 月額費用: 1,958円(税込)※おしゃべりモード利用時。歌・宇宙語などの「かんたんモード」は月額0円
- WiFi: 必須(クラウドAI処理)
- 特徴: 会話の完成度は高いが、本体価格・月額費用ともに他機種より高め

ポケとも(Poketomo)
シャープのロボホン開発チームが手がけた、手のひらサイズ(高さ約12cm・約200g)のAIキャラクターロボットです。独自AI「CE-LLM」とGPT-4o miniを組み合わせ、文脈に沿った自然な双方向会話ができます。2025年12月発売と比較的新しいモデルです。
- 本体価格: 39,600円(税込)
- 月額費用: 495円(400回/月)〜980円(800回/月)
- WiFi: 必須(クラウドAI処理)
- 特徴: Romiより本体価格が抑えられており、コンパクトで持ち運びやすい

猫型・犬型のペットロボットで会話はできる?
aibo(ソニー)やLOVOTのような犬型・非人型のペットロボットは、鳴き声や動作、感情表現の豊かさが魅力ですが、Romiやミーアの会話モデルのような「話しかけた内容を理解して言葉で返す」双方向の言語会話を主目的とした設計ではありません。会話そのものを重視する場合は、双方向AI会話型(ミーア会話モデル・Romi・ポケとも)から検討し、鳴き声やしぐさによる癒しを重視する場合はaiboやLOVOTのような非言語コミュニケーション型を検討するとよいでしょう。各機種の価格・仕様は変更されることがあるため、最新情報はメーカー公式サイトでご確認ください。
比較表まとめ
| 製品名 | 会話タイプ | 本体価格(税込) | 月額費用 | WiFi | 方言対応 |
|---|---|---|---|---|---|
| ミーア(会話モデル) | 双方向AI会話 | 22,800円〜 | 300円/月(月5時間まで) | 会話機能は必要 | 全国47方言 |
| Romi(ロミィ) | 双方向AI会話 | 98,780円 | 1,958円/月 | 必須 | × |
| ポケとも | 双方向AI会話 | 39,600円 | 495〜980円/月 | 必須 | × |
※価格・仕様は変更になる場合があります。最新情報は各メーカー公式サイトをご確認ください。
選び方のポイント
1. 会話以外の機能もほしいなら「ミーア(会話モデル)」
方言フレーズ・天気お知らせ・Googleカレンダー連携など、会話以外の「声かけ」機能を日常的に使いたい場合はミーアが向いています。会話モデルなら、これらの機能に会話モードが加わります。
2. 会話の自然さ・話題の幅を最優先するなら「Romi」
雑談から専門的な話題まで幅広くカバーしたい、会話そのものの完成度を重視したいならRomiが選択肢になります。本体価格・月額費用は他機種より高めです。
3. コストを抑えて双方向会話を試したいなら「ポケとも」または「ミーア(会話モデル)」
初期費用を抑えたい場合、ミーアの会話モデルは本体2万円台・月額300円と、双方向AI会話型の中では導入しやすい価格帯です。ポケともも比較的手頃な価格帯で選択肢になります。
よくある質問
Q. ミーアの会話モデルはいつから使えますか?
A. 2026年8月から提供が始まっています。会話モデル(本体)の購入と、月額300円のプレミアムサービスへの加入が必要です。
Q. 会話できるペットロボットの中で一番安いのはどれですか?
A. 本体価格・月額費用ともに、この記事で紹介した中ではミーア(会話モデル)が最も導入しやすい価格帯です。
Q. WiFiがなくても会話できますか?
A. いいえ。会話機能は音声をクラウドに送ってAIが応答を生成する仕組みのため、いずれの機種もWiFi環境が必要です。ミーアは会話以外の基本機能(方言フレーズ・天気お知らせなど)はWiFiなしでも動作します。
Q. 猫型・犬型で会話できるロボットはありますか?
A. ミーアは猫型で会話モデルが双方向会話に対応しています。犬型のaiboやLOVOTなどは感情表現や動作が中心で、Romi・ポケとも・ミーアのような言語会話を主目的とした設計ではありません。
まとめ
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 会話+方言の声かけを両立したい | ミーア(会話モデル) |
| 会話の自然さ・話題の幅を最優先 | Romi |
| コストを抑えて双方向会話を試したい | ミーア(会話モデル)またはポケとも |
2026年8月のミーア会話モデル登場で、「会話できるペットロボット」は価格帯の選択肢が広がりました。会話以外の機能や月額費用も含めて、日常でどう使いたいかから選ぶのがおすすめです。



